クラス編成のコツと、スクール全体のレベルをあげるコツ

偉そうにもコツ、とタイトルに書きましたが、

実は当たり前の事かと思います。

でも、実際わかりきっていることでも、

きちんと意識してするのか、

無意識にするのかとでは、

成果は変わってくると思います。

と、

「そんなん当たり前やん」

て、言われれば凹むので

前置きしておきます。

さて、そのコツ、というか取り組みですが、

簡単に言えば、

集団心理の法則のようなものです。

クラスが成績の悪い子ばかりよりも、

出来る子が数人いるだけで全体の平均値があがるよ

と言う話を誰しも聞いたことあるかと思います。

賢い子と友達になりなさいと昔はよく言われました。

そして特に日本人は、人に合わせる傾向が他国より強い気がします。

なのでその性質を利用して、

意図的に、クラスの平均値をぐっとあげます。

わざと、できる優良生徒さんを投入します。そうすると、

1番できる子はさらに上を目指して、

投入された新1番の子は他の子のお手本となるように、そして指導側にもなっていただくので間違った事は指導できないのでさらに知識は増え、強いものになり、

1番できていなかった子は、今までのクラスの当たり前の基準があがるもんですから、自然に自身もレベルアップします。

極端な話、宿題してこない人は、他全員が宿題してくるクラスにうつれば、自分だけしてきてないという違和感を感じます。今まではしてこないのが当たり前だったのに、それが新クラスでは当たり前じゃなくなってしまいます。

ただ、そこで、心をおれさせてしまうのは良くないです。そこは先生のテクニックですが、別の話になりますので今は置いておきます。

クラスの平均値を上げることによって、

生徒さん個人個人で無意識に設定されている基準を上げます。

人って、無意識に環境によって自分の限界を勝手に決めてしまってる場合があると思うのです。それはまた別ページに書く予定ですが。

とにかく、無意識にある基準を意図的に上げるのはすごく大事なことだと思います。

教室全体でも、家族間でも同じだと思います。

教室では、

例えば小学生以下での英検3級以上取得が当たり前であれば、入塾してきた子はそのつもりで勉強します。

英語簡単、めちゃ楽しい、というムードが当然であればみぎにならえで皆そう思います。

家族間でも言えます。

親が大人なのに机に向かって日常的に学習していれば、子供達にとってそれが普通にうつります。

狭い範囲でも、広い範囲でも、

そういうことを意識していれば、

直接叱ったり、下手な方法をとったりするよりも、

お互い楽に向上させれるなぁと

常々思います。

リリーでは、

わざとそういう取り組みをしていたり、

クラスもそういった心理的要素も考慮して編成しています。

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